体力の個人差はとても大きいため、簡単に年齢で区切る必要はないと考えています。
それでも春は環境の変化、子供が入学、卒業したり、新入社員が入ってきたり、自分以外のことからも年を重ねることを意識させられる時期ではないでしょうか？
今日は年齢入りの記事です。オザワと同世代～少し先輩へ。
はじめるときに、経験の無さはハンデにならない
ゆっくり進めれば意外？にスムーズに進んでいくかたが多いように思います。これは、タイトルに書いたように「なにもしてこなかったこと」が、結果的に幸いしているのかと思います。
もちろん最初は少し大変かも
ＧｌｉｍＳＣパーソナルトレーニングのお客様の感想を聞かせていただくと、「あまり、激しいことをしたわけではないのに疲れた」と、ご自身の体力などに少しショック？を受けるかたも見えるようです。それは、トレーニングの経験がなくてもスポーツ選手がトレーニングをするの映像などをみたり、学校での体育部活の経験から「トレーニング＝激しい」みたいなイメージと、自分がその日にした運動とを比べてそう思われるようです。
身体だけではなく、思考も変えてみませんか？
一般的に何を指して激しい運動というのか分かりませんが、スタジオでおこなう筋力トレーニングを中心にした運動は忙しく動き回ったりはしません。地味に適切なフォームで、同じ動作を１０回程度繰り返す運動です。あなたが４０代、５０代、何歳だからということを考慮し、「地味な運動」をおこなっていただいているわけではありません。トレーニングを始めたばかりであれば、年齢に関わらずおこなっていただきます。そういう種類の運動だと理解をしていただけると、「変に自信を失ったり」せずにすむと思います。
地味な運動なので年齢や運動経験によらず、安全にすすめやすい
若いスポーツ選手でも、基礎的な同じ運動もします。違うのは、使う重さなどその人の体力に合わせる必要がある要素だけです。なぜなら、地味だけど筋力や柔軟性を向上させるために効率が１番よい運動は人という種類である以上は同じだからです。そして、目が衰えてきたり、動き回ることに不安や自信がない人でも、安全にすすめることができます。
自分のペースで考えながらできる
何もしてこなかった方は、「考えるのが好き」な方も多いような気がします。
地味な運動は、速く動かす必要はありません。運動のフォームをゆっくりと１つ１つ確認しながらでもおこなうことができます。また、トレーニング中に、なぜそのフォームか？などの疑問には、パーソナルトレーナーが説明しながら進めますので、意味もわからず、つらいこと運動をしなくてもすみます。（意味が分かっても、キツイ時はきついですが・・・。）
筋力トレーニングについては、よろしければこちらも読んでみてください。
やるとなったら頑張るのはよいけれど１回冷静に
他の世代と比べてというわけではないですが、「やるとなったらやる！」的な勢いのある方が、先輩世代には多いかと思います。トレーニング中の反応で面白いのは、「可能ならあと２回」という追加注文的な声をかけると、「絶対クリアしてやろう！」と１番頑張るのは、男女を問わず僕らの世代から上の人が多いと感じています。（あくまで、オザワの感覚です。）
課題があって、困難だと思うとそこから頑張るのはすごいなあと思います。でも、そんな習性（すいません）は、悪用？される可能性もあるので、気をつけていただけたらと思っています。
大切なのはつづくこと
一瞬頑張って終わりではなく、緩くなるときはあっても続くように考えられるのがよいかと思います。残念ながら、何もしなくても成長するような季節は終わり、何もしなければゆっくり下っていくのは避けられません。（オザワも自分のこととして感じているので御容赦を。）ですが、幸いにもトレーニングなどの刺激はその坂を変えることもできます。それには、「一瞬の頑張りではなく続ける」というのが大切な要素です。
散歩のついでにトレーニング
僕らより上の親に近い世代の方は、散歩というかウォーキングをされている方が沢山いますが、２０年後は、花見の散歩のついでに、少し重り挙げてきた！なんていう日常を過ごせたら楽しいだろうな～と、妄想しています。そういう人がふえれば、もっと気軽にトレーニングできる場所も増えると思いますし。一瞬ではなく、自分のペースで長くできる運動をはじめてみませんか？もちろん、４０、５０代だけではなく他の年代の方も。
いろいろやってこられた方へのメッセージは、また別の機会に。
今日は昼の休憩の間に、スタジオ近くの山崎川に桜をながめにいってきました。ほぼ満開で、明日からは雨だからでしょうか、多くの人が歩いていました。
